vol.7

イスラ・カネラ


1週目の週末、イスラ・カネラというポルトガルに最も近い海の町に出かけました。

セビージャからバスを乗り継いで2時間半。

空は真っ青。砂浜は白。

街並みはとても可愛いく浜辺のバルからはとてもいい匂いが!!

 さっそく水着姿に着替え、海へと一直線に駆け込みました。

ここまではすべてがうまくいっていたのです。

ところが水が肩に達する頃に異変が!!

なっ、なんと海底の足底に気持ちいいはずの砂が、今にも吸い込まれそうな泥なのです!

よく見ると海の色は、写真で見る地中海の真っ青ではなく、少し濁りが・・・

しかも泥の中には、私の大好きなナバハスがたくさんいるのです!!

取って食べるわけにいかず、割れた貝殻もあり、立っているのが辛かったです。

すぐさま、浜辺に引き返しました。

 浮輪を持って再挑戦と思いましたが、焦げた魚のおいしそうな匂いにそそられ、

ここは休憩を取り、網で焼いた魚をかぶりつくことにしました。

 そのシンプルな味付けの中に、海の香りが漂よいおいしいこと!!

お腹もいっぱいになり、海底の具合いがいい所もあるのではと期待を膨らませながら、

浜辺を大移動しました。

 今度は念のため浮輪を持っていざ海へ!!

願いが叶ったのか、日頃の行いが良かったのか(笑)海底の泥加減も少なく、

思いっきり楽しむ事が出来ました。

浮輪と共にぷかぷかと浮いているだけで、結局海底に足がつくことはなかったのですが・・・

 ところで、イスラ・カネラの食事は美味しかったです。

大きいいわしの他にナハバス、いかフライとどれも新鮮でぷりぷりしていました。

 セビージャからは少し遠く、水の色は真っ青ではないですが、泳ぎにくるには最適です。

時間に余裕があれば、ポルトガルにも足を延ばせそうなので、ぜひ一度行ってみて下さい。